大卒ニートの就活に限らず、
面接は就職活動の中で最大の山場とも言えるポイントです。
ただし、よく聞かれる事はある程度は決まっているので、
事前に質問への対策しておく事が重要になってきます。
ここでは、「面接でよく聞かれる7つの質問」というテーマで、
大卒ニートという立場から26歳ではじめて就職した経験を活かして
回答していきたいと思います。
大卒ニートの就職活動でよく聞かれる7つの質問とは?
面接でよく聞かれる定番の質問ですが、
まずは以下の7つを押さえておきましょう。
・自己紹介をして下さい。
・なぜ新卒で就職しなかったのですか?
・あなたの強み(もしくは欠点)を教えて下さい。
・将来の夢、目標を教えて下さい。
・どんな会社に興味がありますか?
・弊社に興味はありますか?
・何か質問はありますか?
これらの質問に対しては、事前に回答の原稿を作り、
聞かれた時に自然に答えられるまで繰り返し練習して下さい。
こうした目標達成のために努力を惜しまないという姿勢は、
就活中はもちろん、社会人になってからも重要な要素になってきます。
そして、これらの質問に答えるためにも、
自己分析と企業研究は必ずやっておきましょう。
※参照:大卒ニートでも出来る!自己分析のやり方を3つ解説
※参照:大卒ニートでも大丈夫!企業研究のやり方をわかりやすく解説
この2つを事前にキチンと行っていれば、
これら7つの質問はもちろん、余程変な質問でなければ、
問題なく答えられる筈です。
たまに来る変な質問は、他の応募者も答えられてないか、
企業側の質問力が悪いんだな〜と思っておけば大丈夫です。
ちなみに企業は、こうした質問を通してあなたの欠点を知りたいのではなく、
あなたの長所、良さを知りたい、引き出したいと考えています。
今まで大卒ニートとして引きこもっていた、
就職活動を行っていなかった場合でも、
自己分析をしていけば「長所」「良さ」は必ず見つかります。
それをそのまま、面接官に伝えればいいだけなのです。
よく聞かれる7つの質問に対する具体的な攻略法
ここからは、大卒ニートの就職活動において、
よく聞かれる7つの質問の攻略法について解説していきます。
自己紹介をして下さい。
まずは自己紹介の部分ですね。
この質問は、最初に聞かれる事がよくあるので、
第一印象を良くするために非常に重要なパートです。
具体的にどう言えばいいか、例文を1つご紹介します。
「●●と申します。本日は記帳なお時間を頂き誠にありがとうございます。
私を理解していただくためのポイントは△△です。
(具体的なエピソードを伝える)
今回、■■といった理由で御社を志望させていただいております。
以上です!」
この例文をスラスラ言うためには、自己PRと志望動機が重要です。
△△には自己PRの項目を、■■には志望動機の項目を入れていく感じですね。
自己PRと企業研究のやり方は以下の記事で解説しているので、
興味があれば一度ご覧になってみて下さいね。
※参照:大卒ニートでも受かる!自己PRの書き方、作り方を解説
※参照:大卒ニート向けに志望動機の作り方を例文付きで解説!
なぜ新卒で就職しなかったのですか?
この質問は、大卒ニートの就職では避けられない質問ですよね…
一体どう答えるべきか。
この質問にキチンと答えられるかで、結果が変わってくる事もあります。
少なくとも言ってはいけないのは、嘘を付く事です。
実際に行ってもいないのに「海外留学に行ってました」とか、
バイトをしていた訳でもないのに「フリーターをしてました」等と言うと、
面接官はこうした経験で学んだ事がないかを聞いてくるからです。
ですので、もしも大卒ニート生活を送っていたのであれば、
「引きこもっていた」「ゲームや映画ばかり見ていた」
といった感じで、素直に言った方がいいです。
そして、大卒ニート生活を送る中で感じた事や、
就活を再開しようと思った理由について語る中で、
自分の甘さ、至らなさについて言及するのがいいですね。
こうした「素直さ」を評価してくれる企業もあるので、
間違っても嘘を付かず、誠実な受け答えをするのがオススメです。
あなたの強み(もしくは欠点)を教えて下さい。
この質問については、自己分析を行っていれば問題はないはずです。
ただし、ただ強み(もしくは欠点)を言うのではなく、
自分がなぜそう答えたのかの理由、根拠も一緒に伝えるのがポイントです。
以下の空欄を埋めてみて下さい。
私の強みは( )です。その理由は( )です。
まずはこの2つの空欄を埋めてみましょう。
また、欠点を質問された場合は2つの空欄に加えて、
自分がその短所をどう考えていて、
それをどう克服しようとしているのかを伝えるのも忘れないで下さい。
将来の夢、目標を教えて下さい。
この質問についても、自己分析を行っていれば回答は出来るはずです。
注意点としては、
「尊敬される人になりたい」
「頼られる人になりたい」
「信頼される人になりたい」
といった、曖昧で抽象的な答えはしないのがポイントです。
より具体的に、数字を付けて答えるのがいいでしょう。
「お前を採用してよかったよ!と言われる社員になりたいです」
「20名以上の部下を持つマネージャーになりたいです」
「10億円規模のプロジェクトに携わる人間になりたいです」
その企業の人やお客様からどのような評価を得たいのか、
といった視点で考えるのもオススメです。
また、答えるのはあくまで仕事を通して実現したい夢や目標にして下さい。
「結婚して子供が2人欲しい」といったプライベート面の夢に関しては、
企業から見たらどうでもいい事なので、
少なくとも面接の場においては、答えない方が賢明です。
どんな企業に興味がありますか?
この質問も、自己分析や企業研究をやれば答えられるものです。
基本的には、相手先の企業の業界や社風を事前に考えて、
そこから自分の回答に結びつけていくのがポイントです。
今回も、以下の空欄に自分の言葉を入れてみましょう。
私は( )といった企業に興味を持っています。
なぜ、そのように考えるようになったかと言えば、
( )という出来事があったからです。
弊社に興味はありますか?
このタイプの質問もよく聞かれますが、
興味がある企業であれば以下のように言い切りましょう。
「第一志望です!内定を頂けるのであれば、是非入社したいです」
他には、「私が選べる立場にはありません。
お声を掛けていただいた企業ならどこでも喜んで入社させていただきます」
といった回答もありですね。
その一方で、第二希望や第三希望の会社であれば、
配慮のある言葉を面接官に伝えなければいけません。
「御社ともう一社に絞っていますが、
両者とも魅力的で優劣はありません」などと言った感じですね。
ここで間違っても、
「優先順位は高い方です」
「一応、興味はあります」
などと言ってはいけません。
「優先順位」「一応」と言われて嬉しい会社はどこもありませんからね…
何か質問はありますか?
いわゆる「逆質問」のパートですね。
ここで間違っても、福利厚生や教育制度の質問はしてはいけません、
教育制度については「会社におんぶ抱っこしたいだけなのでは?」
福利厚生については「この人は給料を貰う事にしか興味がないのか?」
と言った悪い印象を与えるだけだからです。
また、企業を疑っているタイプの質問や、
「土日の出勤は実際にどれだけありますか?」
「有給は取れますか?」
自分の自信のなさを露呈してしまう質問も、
「ノルマは厳しいですか?」
「教育は十分にしてもらえますか?」
「全く知識がないのですが、本当に大丈夫ですか?」
相手の印象を悪化させるだけなので、控えた方が賢明です。
逆に、無難な質問のテーマは以下の通りです。
・社長の創業した思い、経営理念に込められた想い
・商品、サービスに対するこだわり
・仕事で成果を残す重要なポイント
・商品、サービスを購入しているお客様の声
・会社の今後のビジョン
・優秀な社員とそうでない社員はどう違うのか
・仕事でもっとも面白いポイント
最初のうちは、これらの中から3つを選んで、
逆質問に使えそうなネタを3つ程事前に考えておくのがオススメです。
この記事のまとめ
という訳で今回は、大卒ニートの就職活動において、
面接でよく聞かれる7つの質問とその攻略法についてご紹介しました。
こちらの7つでしたね。
・自己紹介をして下さい。
・なぜ新卒で就職しなかったのですか?
・あなたの強み(もしくは欠点)を教えて下さい。
・将来の夢、目標を教えて下さい。
・どんな会社に興味がありますか?
・弊社に興味はありますか?
・何か質問はありますか?
就職活動が面接の段階に進んだのであれば、
まずはこれらの質問に自分が回答できるかをチェックしてみて下さい。
紙に書き出したり、
実際に声に出して喋ってみるのもオススメです。
また、面接の練習は自分一人でやるのではなく、
両親や周りの友人知人、あるいは就職支援サイトに登録して、
担当のキャリアアドバイザーに手伝ってもらうのもオススメです。
以下では、僕が実際に活用した就職支援サイトを紹介しているので、
興味があれば一度チェックしてみて下さいね。
それでは、今回はこの辺で失礼します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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