新卒の就活でもやった事がある企業研究。
しかし大卒ニートになってしまい、
今までのやり方でもいいかよく分からない・・・
このような事でお悩みの方は少なくないと思います。
そこで、この記事では大卒ニートという立場から就職活動をはじめ、
26歳ではじめて正社員として就職した経験を活かして、
この疑問についてわかりやすく答えていきたいと思います。
企業研究をする2つの理由とは?
そもそもなぜ、企業研究をする必要があるのでしょうか。
これについて、一度考えてみて下さい。
その理由は、大きく2つあります。
考えがまとまったでしょうか?
では、僕の意見を解説していきます。
企業研究をする目的ですが、大きく以下の2つに分かれるのかなと。
・志望動機を作るため
・面接での逆質問対策
そして、この2つに共通する点として意識して欲しいのが、
「相手の事を理解する」という視点です。
誰かに何かのお願いをする、こちらの要求を受け入れさせたいと思ったら、
まずはその人の事について理解しておく必要があります。
これは就職活動だけではなく、営業でも言える事ですし、
あるいは意中の異性に想いを伝える時でも同じです。
相手の事を理解せずに、
相手の心を響かせるラブレターを書ける事はありません。
採用担当者が「この人を雇ってみようかな?」と思うような、
志望動機を作るためにも、企業研究は大切になってくるのです。
後は逆質問対策においても、企業研究は重要ですね。
逆質問とは、面接の時に相手がこちらに対して聞いてくる、
「何か質問ありますか?」という部分のこと。
求職者がどれだけこちらに興味があるのか、
自社についてどれだけ調べているのかを把握する1つの手段として、
面接官がよく聞いてくる質問の1つです。
逆に、この質問が何も言えなければ、
「この人はうちに興味はないのでは?」と思われてしまいます。
なので、もしも面接の段階まで進んだら、
この逆質問対策もしておいた方がいいのです。
出来れば3つ位考えておきたいですね。
では、どうやって質問を作るのか。
そのために企業研究が必要になる訳ですね。
事前に応募先の企業の事を調べておいて、
自己分析の内容を踏まえながら、
より良い志望動機を作っていく。
※参照:大卒ニートでも出来る!自己分析のやり方を3つ解説
そして、気になった点は逆質問のネタにする。
企業研究のやり方はこんな感じです。
新卒の時の方法と、あまり変わらないと感じるかもしれませんね。
そうです。
「相手の事を理解する」という事が企業研究の本質である以上、
新卒就活であろうが社会人の転職活動であろうが、
大卒ニートからの就活であろうが、やり方は基本的に変わらないんです。
では、具体的に企業のどこを調べればいいのでしょうか?
以下で詳しく解説していきます。
企業研究で「調べるべき2つの点」について解説!
企業研究で「調べるべき点」は一体何なのでしょうか。
調べるべき点は大きく以下の2つです。
・その企業がどのような事業を行っているのか
→商品は何なのか
→顧客は誰なのか
→どのような売り方をしているのか
・その企業はどのような組織なのか
→会社の企業理念やビジョンは何か
→今後取り組んでいきたい事業は何か
→どのような組織になっており、新人はどこに配属されるのか
主に、このような点を見ていけばいいでしょう。
調べ方ですが、まずは企業のHPを見ればOKです。
これらの2つのポイントを探しながらウェブサイトを見ていき、
その企業の情報を集めてみて下さい。
HPで全ての情報が載っていない事も少なくないので、
その場合は、自分の頭で考えてみる事が重要です。
「考える」というプロセスはとても大切です。
一度しっかり考えてみる事で、志望動機の説得力が増したり、
あるいは逆質問の精度が上がる可能性もあるからです。
また、企業のHPを使う方法以外の調べ方ですが、
説明会でもらったパンフレットがあればそれを熟読したり、
その会社の社長さんのインタビューがネットで見れないかも
一度確認しておいた方がいいでしょう。
その他、大卒ニートの方が、企業研究で知っておきたい点
そして、説明会などに参加する機会があれば、
その企業の社員さんの話を直接聞いてみると、
より精度の高い企業研究が出来るようになります。
HPに情報が載っていなかった項目に関しては、
「自分は●●と考えたのですが、実際はどうなのでしょうか?」
などと社員さんに聞いてみるのがいいでしょう。
すると、一般には公開されていない「ここだけの話」を聞けて、
志望動機の作成がより行いやすくなるケースがあります。
僕はがよく、社員さんに対して、
「なぜこの会社に入社したのですか?」
といった質問をして、自分の志望動機作成の参考にしていました。
(完コピは駄目なので要注意!あくまで1つの参考にするだけです)
また、中小企業やベンチャー企業の中には、
社長さんや副社長クラスの人が説明会に来る事も珍しくありませんが、
事前にこうした人が参加する事が分かっている場合は、
その人の著作やインタビュー記事やを読んでおくと、
会話に弾みが付くかもしれませんね。
どうしても入りたい企業があれば、
社長さんの情報についても理解しておいた方がいいでしょう。
ここまでやれば、企業研究で困る事はないと思います。
僕は基本的に、こうした作業を1人でやっていましたが、
「大卒ニート期間が長くて、新卒の時の感覚を忘れてしまった…」
「学生時代就活をした事がないので、就職活動のノウハウを知りたい…」
といった場合は、就職支援サービスなどを活用して、
担当のキャリアアドバイザーに相談してみるのがオススメです。
以下では、僕が実際に活用した
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