ジェイックの就職講座や集団面接への参加を予定されている方の中には、どのような企業を紹介してもらえるか、気になっている方も少なくないと思います。
今回は、ジェイック(JAIC)の集団面接会に実際に参加した経験を踏まえ、ジェイックの紹介企業がどのようなものなのかを、わかりやすくまとめてみました。
ジェイックの紹介企業ってどうよ?その詳細について
ジェイックの紹介企業は、参加した集団面接によって異なるのですが、僕が参加した期の集団面接に来ていた企業は以下の24社でした。
・不動産仲介の営業
・電気、電子分野に特化した人材サービス企業の営業
・半導体商社の営業
・老舗化学メーカーの営業
・情報セキュリティ会社の営業(コンサルタント)
・法人向けメールシステムの導入、提案を行うコンサルタント
・電子部品を扱う商社の営業
・インターネット業界に特化した人材紹介会社の営業
・クリーニング会社の営業
・会計事務所に特化したシステムコンサルタント
・販促物の企画およびクリエイティブを行う制作会社の営業
・エンジニア採用に特化した採用支援を行う企業の営業
・化粧品、医薬品の製造・販売を行う企業の営業
・学習塾の教室長候補
・墓石や金具の輸入販売を行う企業の営業
・清掃用品のレンタル及び販売を行う企業の営業
・自動車業界向けの計測システム販売会社の営業
・バイオ関連メーカーの営業
・自動車販売、買取を手がける企業の営業
・注文住宅の企画、販売担当
・クレジットカードの新規営業
・太陽光発電の販売
・放送局向けシステムの保守運用担当者
・老舗IT企業子会社のシステムエンジニア
職種としては営業職がメイン。一部の企業ではエンジニアを募集している所もありました。営業職といっても新規開拓、飛び込みがメインの所は多くなく、どちらかと言えばルート営業が多い印象を受けました。
企業の中には、ジェイックの集団面接会に頻繁に参加しているという所もあれば、今回が初参加という企業も。やはり頻繁に参加している企業の方が、集団面接の通過率は高かった気がします。
企業規模としては、いわゆる「中堅・中小企業」が多くなります。大企業や上場企業、設立間もないベンチャー企業はあまり多くなく、比較的長い期間存続している安定した企業が中心というイメージを持ちました。業界としては、商社やメーカーが若干多かった気がします。
「ブラック企業を紹介される可能性ってあるの!?」と心配される方も少なくないと思います。この点ですが、ジェイックは紹介企業を選定する際、外食やアミューズメント、先物取引、投資不動産といった、同社が「ブラック企業が多い」と考えている業界に属する企業はあらかじめ排除しているそうです。
とは言え、こうした業界に属さない企業は全てホワイトなのか、という訳ではありませんよね。過去にはブラック企業を紹介された、といったジェイックに関する2ちゃんねるの書き込みがあった事もありました。実際のところは。集団面接会に参加してみて、自分で判断するしかない気がします。
ジェイックの集団面接に参加した体験をまとめてみた。
では、肝心の集団面接はどんな感じなのでしょうか。
基本的なルールについて、最初にご紹介します。
まず、集団面接に参加するにはジェイックの就職講座を修了する必要があります。卒業前に、集団面接に参加するかを聞かれるので、希望する場合は会に参加する事となります。ちなみに参加を断る事も可能です。
(僕の期では一人だけ不参加でした。別のサイトに当然して無事内定をもらったと後日聞きました)
集団面接は2日間にわたって行われます。参加企業は日によって異なるので、1日でおよそ10社〜15社が参加すると考えておけば良いでしょう。
面接の会場では、参加企業の担当者があらかじめ椅子に座っており、はじまる少し前の時間に会場に入室します。開始時間になると、参加者は企業を順番に回っていき、自分のアピールを10〜15分で行う事になります。なお、この時間は企業側のアピールの時間も含まれるので、自己アピールできる時間はそれほど多くはないと思った方が良いでしょう。
(厳密には企業によって異なります。自社の話ばかりしている所もありました。こちらの聞く姿勢を確認していたのではないかと思います)
また、面接中は参加者や企業の担当者がいたる所で喋っています。大きな声でハキハキと話す事が非常に大切です。就職講座で培ったスキルを、集団面接でどれだけ発揮できるかが問われるとも言えます。
面接が終了したら、参加者と企業がそれぞれを◎◯☓の3段階で評価を行います。このうち、お互いの評価が◎か◯の場合、次のステップである個別面接に進める事になります。一方でどちらかが☓の評価を下した場合、次のステップへ進む機会はありません。
「3段階評価だから結構受かるの簡単じゃないの?」と思われるかもしれませんが、実際のところ、個別面接に進めるのは一人平均5社前後なので、適当に臨んではダメだと言えます。自分の場合は3社と、周りと比べて少なかったですね。ちなみに自分の期で一番多かった人は7社でした。
仮にどこも受からない場合は、別の回の集団面接に参加できるので決して悲観する事はありません。行きたいと思う企業がない場合でも同様です。
ただ、この場合は別の就職サイト経由で企業を探した方が懸命かもしれません…。
自分も最終的には、ジェイックではなくこちらの「いい就職ドットコム」というサイトから紹介された企業から内定をいただき、お世話になる事になりました。就職サイトは、ジェイック以外にも沢山存在します。自分に合った所を見つけるのが、早く就職するという観点ではとても重要です。
まとめ
ジェイックの紹介企業、および集団面接についてご紹介しました。
自分も最終的には、ジェイック以外のサイトから紹介された企業へ入社しています。ただ、内定を貰えたのは、ジェイックの就職講座に参加して、就活に必要スキルや社会人としてのマインドを身に付けたからだと思っています。
なにせ大学卒業後、3年間もニート生活を送っていたので、そこから就活を始めるのはとても勇気がいりました。そんな状態からジェイックの就職講座に参加して、規則正しい生活を送ったり、人とコミュニケーションを取る機会を作れたのが、とても良かったって思ってます。
また、ジェイックの就職講座は無料で参加できるのもポイントです。少しでも気になったら説明会に参加してみてはいかがでしょうか。強引な勧誘もない(そもそもお金取られる事もない)ので、リスクがある訳ではありません。
※追記:2019年7月2日
ジェイックが主催する「営業カレッジ」ですが、
現在では「就職カレッジ」という名称に変更されています。
ビジネスマナーについての研修は引き続き行っているそうですが、
期間は2週間→1週間に短縮。
以前は「飛び込み営業」を行っていた事でも有名でしたが、
現在ではこれは行っておらず、「飛び込み実習」といった形で
企業にアンケート調査に協力してもらうといった形になっています。
「飛び込み営業やるのは抵抗あるな…」
といった方にとっては、
心の負担はかなり減ると思うので、
前と比べると参加のハードルは低くなってると思いますよ。
「26歳」「大卒ニート」だった僕が活用した就職サイト3選!
今の勤め先を紹介してもらった「いい就職ドットコム」
僕が今の職場を紹介してもらった、15年以上の運営歴を誇るサイトです。
日本各地でイベントが開催されており、地方の方でも利用しやすいのも嬉しいところ。
・詳細→いい就職ドットコム
首都圏での就職にめちゃくちゃ強い「ハタラクティブ」
サービス開始から6万人の就職支援を手掛け、その8割が正社員になったサイト。
都内(東京、神奈川、千葉、埼玉)および名古屋、福岡に
お住まいの方は絶対使って欲しい!
・詳細→ハタラクティブ
プログラマーとして就職したいなら「ProgrammerCollege」
IT業界やプログラマー、エンジニア就職に興味がある方におススメのサイト。
未経験でもプログラマーとしての就職率は96%以上と、実績はかなりのもの。
履歴書の添削や模擬面接などの就活講座も実施しているのも魅力です。
・詳細⇒ProgrammerCollege(プログラマカレッジ)